ただの「遊び」にしないために
国際協力、で、スポーツ、っていうと、
「遊ばせてるだけちゃうの?」っていう批判をもつ人もいると思う。
教育とか医療とか、もっと貴重なお金使わなあかんとこあるんちゃうん、スポーツと国際協力って、そんなんただの娯楽やん。
これに真っ向から反論はできない。
たしかに、「スポーツを通して青少年の健全育成促進」とかいったところで、成果は計りにくい。被災地とかで、子どもの心のケアのために“遊び場”が必要、っていうのをわかっている人は多くても、それに貴重な税金とか寄付金を使いました、というと全ての納税者や寄付者が納得するのは難しいと思う。
…前置き長くなったけど、AEMOでのサッカー活動、サッカーするだけじゃなくて、いろいろと子どもの考え方や行動を変化させようと働きかけてきた。
その甲斐あってか、
タバコやシンナーをグラウンドで吸うことはなくなり、
ケンカして一斉に帰る事がなくなり、すぐ仲直りするようになり、
借りたシューズ、サッカーパンツ、ビブス、ボールはきちんと返すようになった。
そしてここ最近の問題は、
「人数が多すぎて、全ての子どもがプレーできない、途中交代したがらない」
乾季のため村で農作業がなく、村からワガドゥグへ多くの子どもが来ていることも理由の一つらしい。
3月以降、AEMOに来る子どもの数が数ヶ月前の倍近くになっている。
サッカーに参加する子も、毎週30人前後。
あまりうまくない子は、22人のメンバーから外れて見学。
もちろんプレーしたがり、僕も交代を促すけど、やっぱりみんなより長くプレーしたいし、うまくない子とはサッカーしたくないから、交代したがらない。
でも、AEMOでやってるサッカーは、「遊び」じゃなくて、「教育的活動」。
AEMO所長の激励もあって、こないだの木曜日はいつも以上に強気に促した。
試合前から、審判や両チームのキャプテンにしつこく、「いいプレーをしなかった子を交代させていくように!」と呼びかけた。
が、交代は全然されない。
ここで無理やりしても雰囲気が悪くなるだけ。
試合終了5分前をねらって、試合を中断し、ボールを取り上げ(従わなかったらこのまま帰る意気込み)、「残りあと5分!さぁ、交代しよう!」と呼びかける。
すると、特に反発もなく、キャプテンが中心になって交代が行われた。
やったら、できるやん!
出場時間は平等じゃないけど、久々に応援者を除く、全ての子どもがプレーに参加できた。
交代で入ったちびっ子の顔が本当に嬉しそうだったのが忘れられない。
サッカーを通して、できること、変えられるなんて、たかが知れてる。
でもちょっとずつ、変わってるんよね。 また来週!
















