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2009年5月13日 (水)

良いイメージをもとう

先週、AEMOで青少年らにサッカー活動に関する質問会を行った。

目的は、
1.より理想的なAEMOサッカー活動をイメージする」
そしてそれにより2.AEMOサッカー活動をより有意義なものにする」こと。

この質問会は、
先月末にブルキナファソ東部コモエ県でJICAが行っている「住民参加型持続的森林管理計画」の視察に行ったときに、住民組織強化のために行ったというワークショップからヒントをもらった。このワークショップでは、住民組織のメンバーに「組織として、何やっていきたい?」「じゃあ~が必要だよね」といった具合にファシリテートし、「2014年(5年後)、私たちはこんなグループです」というイメージをつくってもらおう というもの。

「大人中心の住民組織」 ⇔ 「ストリートチルドレンの単なる集まり」
「環境(森林保全)分野」 ⇔ 「教育・スポーツ分野」

と、多々違いはあれど、「自分たちが行っていることに対し、人から押し付けられるのではなく、自分たちでより理想的なイメージをつくる」という考え方は応用できるはず…。

質問内容は、自分で考えたものをAEMO所長や同僚、仲の良いNGOのスタッフにも訂正、追加してもらってつくった。質問会当日は、同僚二人にも協力してもらい、始めるときには10人前後の青少年がまず集まった。だが、みんな集中力不足で、途中で寝たり、抜け出したり…。
進行の仕方がわるいんか?

でも中には積極的に手をあげて発言する子がいたり、「発言してないから」と同僚に突然質問をふられた子もきちんと答えたりする姿も見られて、こっちが「おっ、ちゃんと理解してる、ちゃんとした価値観もってる」と感心する答えも多々聞かれた。

ただ、もっと、ゆっくりいろんな子の意見、考えを聞きだし、「だれが」「どんな」答えをしたのか、はっきり記録したくて、同僚に通訳や書記を頼んだが、詳細には記録できず。
あとからその書記記録と自分でとっていたメモをもとにレポート「meilleur_sance_de_football.doc」をダウンロード を作成した。

主な質問、答えは以下の通り。

1. 君たちにとって、最も大切なサッカーのルールは何?
→シンナー吸わない、ケンカしない、タバコ吸わない、コーチにどなりちらさない、審判に許可をとらないとグラウンドの外に出られない(疲れたら言う)

2. ルールがなかったらどうなる?
→いい選手になれない、むちゃくちゃになる(タバコやシンナー吸ったり、ケンカしたり、試合が途中で中断したりする)

3. これはどんな人たち?
【良いキーパー】
・ボールをとめる、倒れることをこわがらない、真剣にプレーする
【良いキャプテン】
・チームメイトとケンカをしない、コーチの指示に従う、チームメイトを励ます、チームメイトをひっぱる、責任感をもつ
【良い審判】
・公平、嘘をつかない、選手の言うことではなくサッカールールに従ってジャッジをする、必要ならばカードを出す、ボールのあるところにいる
【良い選手】
・うまいパスを出す、うまいプレーをする、うまくボールをコントロールできる、ゴールを決めれる、フェアプレー、エゴイストじゃない、チームメイトを許すことができる
【良いコーチ】
・良いアドバイスをする、ウォーミングアップをする、選手に嘘をつかない

4. 勝つためにはどうしないといけない?
→選手間の相互理解、グラウンドでの一致団結、闘う、相手チームを疲れさせるためにパスをしながらできるだけボールをキープする

5. 負けたときはどうすべき?
→怒らない、ケンカしない、チームメイトを非難しない、罵り合わない、挨拶をする

などなど、その他6項目。
集中力切れたのは、質問数多すぎたからかな…
全員対象じゃなくて、個別にした方がいいかも。

AEMO所長にレポート提出。
質問1.の答えの「シンナー、タバコを吸わない、ケンカをしない」などに関して、
「この答えは、サッカーのルールじゃないじゃないか!」と指摘される。
「僕が普段から繰り返してるから、彼らはこれもルールだと思ってるんです!」
と反論すると、
「それはわかってるが、第三者には なんじゃこれ ってなるだろう!厳密には“サッカーのルール”ではないよ。」といわれる。たしかに。

“サッカーのルール”で、シンナー・タバコ禁止なんて…
サッカー以前の問題やん!
でもちゃんと青少年らが、それらを答えとして出してくれて嬉しかった。
AEMO
サッカーの特別ルール。
これでいいと思う。

青少年らが出してくれた答えを、一枚の大きな紙にまとめて、雑誌の切抜きでデコレーションし、AEMO内に掲示することにした。
これらの答えを見ると、多くの青少年がサッカー活動のきちんとした理想像を持っている。ただそれをグラウンドで全て実行できていない。
大人がこれらを意識してサッカー活動を行うことで、集団意識や他者をリスペクトすることの大切さなどを青少年らに伝えることができる。効果はなかなか見えにくい。でもサッカー活動は多くの可能性を秘めていることを同僚に再確認してほしい。

そんな願いを込めて。

Photo_3 

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