ブルキナ野球っ子たちの夏休み
ブルキナファソの首都ワガドゥグで、
野球の技術やおもしろさと共に、チームワークの大切さや礼儀、努力する強い気持ちを伝えようとしている、すばらしい野球隊員さん(19年度4次隊)がいる。
彼は一つの大きな夢を成し遂げた。
「ブルキナファソの野球っ子たちに 日本で野球を見せたい、体験させたい―」
「アフリカ野球友の会」などの協力を得て、8月2日~11日まで実現したこの夢には、
もちろん、賛否両論があると思う。
この大きなチャンスを得ることができた子どもの選定、ブルキナに帰ってからの変化など、「ネガティブな影響はないのか」と問われれば、はっきりNOとは言えない。
ただ、
ただ、初日から2泊3日だけだが通訳ボランティアとして参加させてもらって僕が見た彼ら彼女らの笑顔は本当にすばらしくて、今も脳裏にやきついて離れない。
上の写真は、お気に入りの一枚。
野球の写真ちゃうやんっ と言われるかもしれないけど、千葉の海に行ったときの様子。
内陸国のブルキナファソから来た子どもたちにとって、生まれて初めての海。
写真は貝殻を見つけて喜ぶ様子。
他にも、砂にお城をつくったり、自分の名前を砂で書いたり、クラゲに興奮したり。
こわくて、全く海に近づけなかったのは最年少10歳の男の子。
お兄ちゃんたちに無理やり引きずり込まれて泣いてしまう場面も…
でも10分もしたら慣れて元気に泳ぐ。波がこわかったんかな?
あと、捨ててあるチャリンコをを見つけて、
「なぜあんなとこにあるんだ!?捨てたのか?流れついたのか?もったいない!
ブルキナでは35,000Fcfaもするぞ!持って帰ろう」
とわめいていたのはコーチとしてきていたブルキナ男性。
…ゴミを平気でそこら中に捨てる人ばかりのブルキナから来てるだけに少しおかしかった。
初日から3日間の予定は、
宿泊先の千葉習志野の野球チームとの合同練習(写真右)。
日本人、ブルキナベで組んで始めたキャッチボールでは自然と掛け声が聞こえ、言葉や国を越える野球、ひいてはスポーツのすばらしさを改めて実感。
同じく習志野の子どもたちと三角ベースを初体験。
バットもグローブもいらない。使用するやわらかいボールを交流後にもらったブルキナっ子たちはまさしく“ブルキナ三角ベース大使”。
元プロ野球選手からの野球教室ではみんな目がキラキラ。
写真はバッティング指導を受けるチームメイト(左端)を見守る子どもたち。
千葉・習志野に2泊した後は横浜に移動。
そのバスの中、海中トンネルを通り抜けているときにそのことを説明したときの、
ビクッ とトンネルを見上げてトンネル上部を見上げながら、祈るように手を組む子どもの反応が、ほんまにめちゃめちゃかわいい。
そう、この“素直さ”が、子どもに限らずブルキナファソの人々の最大の良さ。
自分を2年間支えてくれた、一回り成長させてくれた、彼らの魅力。
11日に帰国し、今もうすでにブルキナで野球の練習を再開しているという。
今年の夏休みはきっと、彼らにとっても、習志野の子どもたちにとっても、ブルキナファソにとっても、日本にとっても、新しい可能性の第一歩になってほしい。
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明日8月16日(日)22:10~ BS1「地球アゴラ」という番組内で、
このブルキナ野球っ子たちの様子が紹介されます。
おそらく内容は横浜に移動後なので、僕はうつってませんが…。
ブルキナ野球っ子たちの日本での夏休みの様子、良ければご覧ください。
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